言いたいことが言えず、胸のところでモヤモヤする人、いませんか?生まれてから約40年、私は気持ちの言語化をすることができない人間でした。今では、言語化することに慣れてきたところです。少しでもお役に立てれば嬉しいです!
言語化の大切さ

「いつまでも泣いてないで 言いたいこと言ったらどうだ!」
これは遠い昔、家族に言われた言葉です。
胸にぶっ刺さったままで、なかなか抜くことができませんでした。
私は「自分の言いたいことをどんなふうに言葉にして伝えたらいいかわからない人」でした。
今の私を知っている人は、10人中9人が「ウソだーぁ」と言います。
いいえ、本当なんです!
別記事に書いたことがあるのですが、嫌われないように振る舞うのが処世術だったような子供だったこともあり、自分の言いたいことなどはグッと抑え、代わりに涙が出てきてしまうような状態が常という感じでした。

では、現在はというと・・・
「気持ちの言語化」を意識することで、自分の伝えたいことや考え、意見を相手に言えるようになりました。
気持ちの言語化ができることで、どう変化した?

嫌われる勇気を持てたことで、人間関係が改善しました。(これはかなりの変化でした。嫌われないよう頑張ってた時代は、適切な人間関係を築けなくて疲弊してました)
不思議ですよね。嫌われる勇気を持った・自分のことをどうでもいい扱い、適当な扱いする人に対して、自分のエネルギーを使う必要は全くないのです。
これに気づけるまでに、何十年もかかってしまった。
自分が疲弊することよりも、NOを突きつけられることの方が怖い心理状態なんですよね。
上記のような状態で苦しい人、どうか希望を捨てないでほしいです。
人は変われます!
良くも悪くも変わることができるのです!
自分の人生なのに、時間もお金もエネルギーも自分をどうでもよく扱う人のために使う必要は全くないということを、どうか分かって欲しいです。
自分のため、自分が大事だと思える人のためにどうか使って欲しいです。(切実)
私は今まで、どうでもいい扱いをしていい・何を言っても構わない人だと認定されてきた過去があります。
人間サンドバッグと表現したらしっくりきます。

悪く比較されて、けなされても バカにされても ヘラヘラ笑って同意して 心では物凄い量の涙を流していました。
張り付いた笑顔の裏側で、私の心はずっと泣いていました。
じゃあ、どうやって変われたの?

大きく分けて、3つのステップを私は踏みました。
1.何かを決めるとき・物事を判断する時に5秒で決める意識付けをした
は?

(5秒で決めろ!と言ってます)
正直、そう思いませんでしたか?
私も実践して間もない頃は思ってました。
「こんなことで何が変わる?」「意味がないことなんじゃないのか?」
ただ、ここで強く伝えたいことは
コスパ・タイパを絶対に求めてはいけません。
ある意味盲目的に、「とにかく やる」しかない!こんな気持ちで取り組んでみて欲しいです。
個人差はありますが、私は1.2ヶ月経った頃、ものごとの判断をパッと決められるようになりました。=自己で意思決定のクセをつけることができたのです。
2.「私は●●がいいな」「私は●●したいな」「私は●●だと思うな」という伝え方を心がけた
これは、自分の意思を相手に伝えるというプロセスですね。
今までは、何かを決めるよう促されたり聞かれた時に、自分の意見・自分の意思を伝えることがなかったため、「なんでもいいよ」が口ぐせでした。
(これを言語化すると、「本当は●●が好きだけど、嫌な顔された方がイヤだからなんでもいいや」となりますね。)
自分の意思を伝えることに対して、圧倒的に経験値不足だったのです。

私の場合は、自分の意見を伝えることで、相手に不快感を与えるのではないか?という幼少期からの植え付けが要因だったように思います。
実際は、全然違いました。
みんな、あっさりと笑顔で「OK!」と私の選択を肯定してくれるのです。
慣れるまでは驚きました。
「え、いいの?」みたいな。
「無理してない?」みたいに思ってたんです。
でも、みんなキョトンとしていました。
これを繰り返していくうちに、過去の私と同じ気持ちの人がわかるようになりました。
私はもう「そっち側」にいないことに気づきました。
自分の選択を肯定してくれたとき
ものすごく嬉しかったんです。なんなら、涙が出るくらい。

これを続けているうちに、「それは違うんじゃない?」とか、「私はこう思うよ」という反対言葉をもらうことだって、もちろんありました。
でも、前のようなビクビクした気持ちにはならなかったんです。
「ああ、この人も自分の意見をしっかり伝えているだけなんだな」
と受け取れるようになった自分がいたんです。
私のことを嫌っている訳ではなく、自分の意見を伝えただけで、好きか嫌いかの感情はそこにはない。
これに気づくことができたんです。
これに気づけない、昔の私のような思考の人は意外と多いのではないでしょうか。
前より生きやすくなったいま、思うこと

「気持ちの言語化」ができるようになってから、およそ2年が経ちます。
自分の気持ちを言語化できるようになったことで、大げさだと言われるかもしれませんが、人生が変化しました。
マイナスな感情やマイナスなエネルギーをぶつけてくる相手には、身内の家族と言えども距離を取れるようになりました。
距離を取られた相手は「は?」「なんで?」と思っていることでしょう。
でも、気にしないし気にならないです。
(昔は、すごく気に病んでいたし、そんな態度をとった自分を責めていました)
しかし、今は違うことがわかります。
距離を取られた理由に気づけるか、気づけないかは相手の問題であって、私の問題ではないからです。
相手と自分をしっかり切り離して考えることもできるようになり、かなりラクになりました。
前よりも自分を大切にできるようになりました。
「他人最優先」だった私が「自分の気持ちを優先できる」ようになったんです。
ぜひ、騙されたと思ってチャレンジしてみて欲しいです。
これは、わがままなんかじゃありません。
自分の思い通りにならない相手に対して、「わがまま言うんじゃない」みたいに言ってくる人がいると思います。
その人はモラ気質だったり、自己愛性パーソナリティに問題がある相手だと思いますのでどうか離れてください💦
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました⭐️
コメント