アラフォーの皆さん、今年の夏も本当に厳しいですね。
オフィスや仕事場のキンキンに冷えた冷房と外の猛暑の温度差に、体がついていかないと感じることはありませんか?
自律神経の乱れを実感し、水分補給もままならない日々。
そんな現実と向き合っているアラフォー世代の皆さんに、この夏を少しでも楽に乗り越えるためのヒントをお伝えします。
1. 体温調節機能の低下を理解し、段階的な温度変化を心がける
アラフォーになると、20代の頃と比べて体温調節機能が明らかに低下します。
ホルモンバランスの変化や筋肉量の減少により、急激な温度変化に対応することが困難になってくるのです。
オフィスの強すぎる冷房は、本当に辛いもので・・・。
外気温が35度を超える日に、室内が18度設定になっていると、その温度差は17度にもなります。これは体にとって相当な負担です。
自分の裁量で温度設定ができるかというと、みなさんがそういうわけでもないと思いますし(苦笑い)
対策として、羽織りものを常に携帯することをお勧めします。薄手のカーディガンやストールを持参し、冷房の効いた場所では必ず着用しましょう。足元も冷えやすいので、オフィス用のスリッパやレッグウォーマーがあると心強いです。
また、外出時は建物に入る前に深呼吸を数回行う習慣をつけてください。
これにより自律神経が少しずつ温度変化に備えることができます。エレベーターやエスカレーターを利用する際も、階段を選んで軽く体を動かすことで、血流を促進し体温調節をサポートできます。
2. 水分補給の質を見直し、効率的な摂取方法を実践する
「水分をあまり摂れていない」という悩みは、多くのアラフォー女性が抱えています。
仕事に集中していると、気づけば何時間も水分を摂っていないということがありますよね。
まず重要なのは、一度に大量の水を飲むのではなく、少量ずつ頻繁に摂取することです。体は一度に吸収できる水分量が限られているため、コップ一杯の水を一気に飲むより、一口ずつこまめに飲む方が効果的です。
デスクワークの方には、温かい飲み物を選択することをお勧めします。冷房で冷えた体に冷たい飲み物を入れると、内臓が冷えて消化機能が低下してしまいます。常温の水や白湯、温かいハーブティーなどが理想的です。
また、電解質を含む飲み物も積極的に取り入れてください。汗をかく夏場は、水分と一緒にナトリウムやカリウムも失われます。経口補水液やスポーツドリンクを薄めたもの、梅昆布茶などが効果的です。
時間管理のコツとして、スマートフォンのアラーム機能を活用しましょう。30分から1時間おきにアラームを設定し、水分補給のタイミングを逃さないようにします。
3. 自律神経を整える簡単なルーティンを確立する
アラフォー世代は、ホルモンバランスの変化により自律神経が乱れやすくなります。
これが夏バテや体調不良の大きな原因となっています。
朝の光を浴びる習慣から始めてみましょう。
起床後、カーテンを開けて自然光を浴びることで、体内時計がリセットされます。可能であれば、ベランダや窓際で5分程度過ごしてください。
呼吸法の実践も効果的です。4-7-8呼吸法(4秒で吸い、7秒止めて、8秒で吐く)を、朝起きた時と夜寝る前に3回ずつ行います。これにより副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます。
食事面では、規則正しい食事時間を心がけることが重要です。忙しい毎日でも、朝食は抜かずに軽くでも何かを口にする。昼食と夕食の時間も可能な限り一定にすることで、自律神経の安定につながります。
私は最近、プロテイン➕豆乳で時短してます!
入浴の温度調整も見直してみてください。熱すぎるお風呂は交感神経を刺激してしまいます。38-40度のぬるめのお湯に15分程度浸かることで、リラックス効果が高まります。
4. 栄養面での工夫とエネルギー効率を考えた食事戦略
子育て中のアラフォー女性にとって、栄養バランスの取れた食事を毎日準備することは本当に大変です。「お腹すいた」コールに対応しながら、自分の体調管理も行わなければなりません。
作り置きおかずの活用が現実的な解決策です。
週末に時間を作って、夏野菜を使った副菜を数品準備しておきます。きゅうりの酢の物、なすの煮浸し、トマトのマリネなど、日持ちする料理を選んでください。
冷凍食品の賢い利用も⭐︎
冷凍野菜は栄養価が高く、調理時間の短縮にもつながります。冷凍ほうれん草やブロッコリーを常備し、味噌汁やスープに加えることで、手軽に栄養を補給できます。
そして、タンパク質の確保を意識してください。夏場は食欲が落ちがちですが、筋肉量の維持のためにタンパク質は欠かせません。豆腐や卵、鶏のささみなど、消化に良いタンパク源を選びましょう。
また、ビタミンB群の摂取も重要です。疲労回復に効果的なビタミンB1は豚肉や玄米に、B2は納豆や卵に多く含まれています。これらを意識的に食事に取り入れることで、夏バテ予防につながります。
子どもの食事と一緒に準備できるワンプレートメニューも便利です。
おにぎり、茹で野菜、タンパク質のおかずを一つのプレートにまとめることで、準備時間を短縮しながら栄養バランスを保てますよ^^
5. 疲労回復と睡眠の質向上のための実践的アプローチ
アラフォー世代の疲労回復は、20代の頃のように「寝れば治る」というわけにはいきません。質の良い睡眠と効率的な疲労回復方法を身につけることが必要です。
まずは、寝室環境の最適化から始めましょう。夏の夜は、エアコンを一晩中つけっぱなしにすることに罪悪感を感じる方も多いでしょう。しかし、良質な睡眠のためには適切な室温管理が不可欠です。28度前後に設定し、タイマー機能を活用して朝方に自然と切れるようにしてください。
そして、寝具の見直しも効果的です。通気性の良い素材のパジャマや、冷感素材の枕カバーを使用することで、体温調節がしやすくなります。
入眠前のスマートフォン使用を控えることも重要です。(わかっちゃいるんだけど・・・。私もこれはまだ完全に改善できていません)
ブルーライトは睡眠の質を低下させます。就寝1時間前からはスマートフォンを別の部屋に置き、代わりに軽い読書やストレッチを行いましょう!
また、昼休みの活用も見直してみてください。15-20分程度の短時間仮眠は、午後の疲労軽減に効果的です。デスクに伏せて休むだけでも、体力回復につながります。
マッサージやストレッチの習慣化も大切です。特に首や肩周りは、デスクワークで凝り固まりがちです。お風呂上がりに5分程度のセルフマッサージを行うことで、血行が促進され疲労回復が早まります。
まとめ
アラフォーの夏は、確かに体力的にも精神的にも厳しいものがあります。しかし、自分の体の変化を理解し、適切な対策を取ることで、この暑い季節を乗り越えることは可能です。
完璧を求めすぎず、できることから少しずつ始めてみてください。
体温調節のための服装の工夫、こまめな水分補給、自律神経を整える簡単なルーティン、栄養面での工夫、そして質の良い睡眠の確保。これらの5つのポイントを意識するだけで、夏の体調管理は格段に楽になるはずです。
一人で頑張りすぎず、周りの人にサポートを求めることも大切です。あなたの健康は、家族にとっても大切なものです。この夏を健康に乗り越えて、秋を迎えましょうね^^


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